このページを読む前に†部分編集
ここではカルドセプト リボルトの基本的なルールや細かい仕組みを説明します。
カルドセプトは初めてで良くわからない!と言う方は、ゲーム内のマニュアル「取扱説明書」を先に見てみましょう。
過去作をプレイした経験のある方やもっと詳しいことを知りたい方は「今作の特徴」もどうぞ。
基本システム†部分編集
勝敗†部分編集
自分の総魔力が目標魔力(以下目標)に到達した状態でゲートにたどりついた人が勝者となります。
この時、勝者以外は総魔力によって順位が決まります
ラウンド制限が設定されていて、かつ、誰も制限ラウンド内に目標に到達しゲートにたどりつけなかった場合は
最終ラウンドが終わった時点で、総魔力が一番高い人が勝者となります。
魔力とは†部分編集
ゲームプレイ中、3DSの下側画面のそれぞれ色付きの枠の中に キャラクターの名前と共に数字が2つ表示されます。
上の方が「手持ち」の魔力、下の方が「総魔力」です。両方とも単位はG(ゲイン)です。
手持ち魔力は現金のようなもの、自由に使える魔力です。クリーチャー召喚・スペル使用・通行料支払い等で消費します。
総魔力は手持ち魔力に所有する領地の価値を足したものです。この総魔力を目標まで引き上げる事がゲームの主な目的です。
魔力を得る†部分編集
直接的に魔力を得る方法には大きく「ラウンドゲイン」「ゲート通過・周回ボーナス」「通行料」「カードを使う」の4種類があります。
- ラウンドゲイン
-
ターン開始時に少額のゲインがもらえます。
1ラウンドはG20、2ラウンドはG21、以降1ラウンドごとにG1ずつ増加します。
(追記)上限はG50
- ゲート・周回ボーナス
- ゲートを通過したり、他の全てのゲートを通過した状態で最後のゲートを通過した時に一定額の魔力がもらえます。
- ゲートボーナス:マップによってもらえる量が決まっています。ゲートが複数ある場合、全て同じ量の魔力がもらえます。
-
周回ボーナス:2つの性質を持ち、ゲートボーナスより多くの魔力が得られます。
1.周回数が多いと少しだけ多く貰える。
2.領地数が多いとたくさん貰える。
これは下記の計算式で求められます。
(基本ボーナス+領地ボーナス)×ハンデ倍率
- 通行料
- 敵セプターが自分の領地に止まった(俗称:踏み)時に、土地の価値に応じて敵セプターから魔力をもらえます。
- カードを使う
-
いくつかのカードを使う事で、直接魔力を得ることが出来ます。
スペル「マナ」「ギフト」を使う、スペル「ドレインマジック」「スピードペナルティ」で敵セプターから奪う、
マミー・コーンフォークの遺産を利用する、バンディット・アマゾンで敵クリーチャーを攻撃する、などなど…
総魔力を上げる†部分編集
直接的に魔力を得るのではなく、総魔力そのものを引き上げる方法には土地を得、それに投資する方法があります。
- 土地を得る
-
誰の領地にもなっていない土地に自分のクリーチャーを召喚し、自分の領地とする他、
他人の領地を戦闘で奪う事でも土地を得ることが出来ます。
また、土地にはそれぞれ「基本価値」が設定されています。
基本価値がより高い土地を得れば総魔力はより上がりますが、価値が高い土地は投資に必要な魔力も高くなっています。
ほとんどマップは土地の基本価値は100Gとなっていますが、マップ半分の土地の基本価値が100Gで残り半分は120G、というマップもあったりします。
- 連鎖:同じ属性の土地を複数得ると「連鎖」が発生し、連鎖が発生した全ての所有する土地の価値が上がります。
- 土地に投資する
-
所有する土地に対して魔力を使い、土地の価値を高めることが出来ます。
連鎖数が少ない内は土地の価値の上昇は微々たる物ですが、連鎖が増えるにつれ上昇率は爆発的に上がっていきます。
また、通行料も土地の価値に比例して上がっていきます。
- 基本土地価値 100G の土地価値
1 連鎖 | 2 連鎖 | 3 連鎖 | 4 連鎖 | 5 連鎖 | |
Lv1 | 100 | 150 | 180 | 200 | 220 |
Lv2 | 200 | 300 | 360 | 400 | 440 |
Lv3 | 400 | 600 | 720 | 800 | 880 |
Lv4 | 800 | 1200 | 1440 | 1600 | 1760 |
Lv5 | 1600 | 2400 | 2880 | 3200 | 3520 |
- 基本土地価値 100G の土地レベルアップによって増加する総魔力
必要魔力 | 1 連鎖 | 2 連鎖 | 3 連鎖 | 4 連鎖 | 5 連鎖 | |
Lv1→Lv2 | 80 | 20 | 70 | 100 | 120 | 140 |
Lv1→Lv3 | 240 | 60 | 210 | 300 | 360 | 420 |
Lv1→Lv4 | 560 | 140 | 490 | 700 | 840 | 980 |
Lv1→Lv5 | 1200 | 300 | 1050 | 1500 | 1800 | 2100 |
Lv2→Lv3 | 160 | 40 | 140 | 200 | 240 | 280 |
Lv2→Lv4 | 480 | 120 | 420 | 600 | 720 | 840 |
Lv2→Lv5 | 1120 | 280 | 980 | 1400 | 1680 | 1960 |
Lv3→Lv4 | 320 | 80 | 280 | 400 | 480 | 560 |
Lv3→Lv5 | 960 | 240 | 840 | 1200 | 1440 | 1680 |
Lv4→Lv5 | 640 | 160 | 560 | 800 | 960 | 1120 |
ゲームの流れ†部分編集
プレイヤーは1ラウンドごとにそれぞれ順番にターンが訪れてゲームを進めていきます。
いずれかのプレイヤーが目標魔力を達成後にゲートを通過するか、設定ラウンドが終了した時点で対戦終了となります。
ラウンド†部分編集
カルドセプトの時間において最も大きい単位。
プレイヤー全員のターンが1巡することによりラウンドが1進む。
ターン†部分編集
プレイヤーの手番のこと。基本的にプレイヤーは自ターンにおいて色々な行動を行う。
といっても好きなことが出来るわけではなく、ターン内の流れ(フェイズ)に従って行動することになる。
フェイズ†部分編集
ターンの中における区切りのこと。そのフェイズにより出来ることは異なる。
以下の流れでフェイズが進行し。全て終了するとターン終了となり他のプレイヤーにターンが回る。
プレイヤーが行動選択できるのはスペルフェイズからディスカードフェイズまでの4つとなる。
ゲーム内説明書13ページ「1ターンの流れ」も参考のこと。
ターン開始
- ゲインフェイズ
-
ラウンドゲインを得るフェイズ。
自分のターン開始時に、微量の魔力が手に入る。
1ラウンドはG20、2ラウンドはG21、以降1ラウンドごとにG1ずつ増加する。(最大50G?)
- ドローフェイズ
-
カードを引くフェイズ。
ブックから自動でカードが一枚引かれる。
ちなみにブックの残りカードが0枚になるとその瞬間「ブックが一巡した」と扱われ、
ブック内カードをゲーム開始までの状態に補充(リバイバル使用時と同様)、ゲームが続行される。
- スペルフェイズ
-
スペル及び秘術を使うフェイズ。
1ターンに使えるスペル及び秘術は1つのみ。どちらか一方しか行えない。
スペル及び秘術を使わず次のフェイズに移行することも可能。
- ダイスフェイズ
-
ダイスを振って移動するフェイズ。
ダイスを2個(フライを使用していた場合は3個)振り、その後出た数を移動する。
ホーリワードやチャージステップなどにより、ダイスの目を制限されることもある。
- 領地フェイズ
-
クリーチャーを召喚する、または領地コマンドを使用するフェイズ。
クリーチャーを召喚する場合、止まった土地が空地の場合はそのまま自分の土地に、相手の領地の場合はバトルに突入する。
領地コマンドはクリーチャーがダウン状態の領地には使えない。
召喚直後や秘術、領地コマンドを使用するとダウン状態になり、プレイヤーがゲートに止まるか周回ボーナスを得るとダウン状態が解除される。
クリーチャーの召喚と領地コマンドの使用はどちらか一方しか行えないので注意が必要。
どちらも行わず次のフェイズに移行することも可能。
- ディスカードフェイズ
-
手札が7~10枚の時、6枚になるまでカードを捨てるフェイズ。
6枚以下の時は発生しない。
ターン終了
ゲームの流れ(図解)†部分編集
3人戦の場合の図。
左から右に流れていく。
1ラウンド | |||||||||||||||||
プレイヤーAのターン | プレイヤーBのターン | プレイヤーCのターン | |||||||||||||||
ゲイン | ドロー | スペル | ダイス | 領地 | ディスカード | ゲイン | ドロー | スペル | ダイス | 領地 | ディスカード | ゲイン | ドロー | スペル | ダイス | 領地 | ディスカード |
同盟戦†部分編集
それぞれが1位を目指す個人戦の他にもチーム員同士で協力して勝利を目指す同盟戦もあります。
同盟戦とは†部分編集
対戦メンバーが敵・味方の2チームに分かれ、それぞれのチームの合計魔力を競うルールです。
同盟戦のルール・特徴†部分編集
ルールが多いため、箇条書きで列挙します。
ここでは同盟仲間、自分と同じチームのプレイヤーを「同盟相手」と表現します。
また自分自身と同盟相手全員とを合わせて「同盟全員」と表現します。
- 目標魔力達成のチェックや制限ラウンド終了時の順位決定時は、同盟全員の総魔力の合計値が使用される
- 同盟相手の領地と、自分の領地とが連鎖する
-
周回ボーナス獲得時、自分領地だけでなく同盟相手の領地もボーナスに合算される
- 2vs2の同盟戦で自分が領地を8つ、同盟相手が領地を3つ、それぞれ所持している場合は自分も同盟相手も (8+3)×(4/2)×10=220Gの領地ボーナスを獲得する
- 同盟相手の領地では、通行料を取られない
-
同盟相手の領地では、全ての領地コマンドを実行可能
- 同盟相手のクリーチャーを移動させ敵領地へ侵略させた場合、戦闘を行う(アイテムを使ったりする)のは同盟相手
- 同盟相手のクリーチャーを手持ちカード内のクリーチャーと交換すると、その領地は自分の領地となる
- 自分と同じようにダウン状態の同盟相手の領地には領地コマンドを行えない。また同盟相手の領地コマンドを使用した場合その領地はダウン状態になる
-
手持ち魔力がマイナスになったとき、同盟相手の領地も売却できる
- 自分自身が五体満足でも同盟相手が高額領地を踏むなどして枯渇すれば、自分の領地も全て失われる
-
同盟相手の領地へは、侵略が出来ない
- チャリオット等を使っての侵略も不可
-
「敵」を対象とするスペル・領地能力は同盟相手に対して使用できない
- シャッターなどは使用できない
-
同盟相手に使用できないものはカード説明(効果欄)に記されている
「対象敵」でWiki内を検索するとわかりやすい
-
クリーチャー召喚条件の領地数(領地コスト)は、同盟全員の領地で計算される
- 同盟相手が火領地を持っている場合、自分自身は火領地を持っていなくてもファイアビークを召喚できる
-
クリーチャー能力における領地数には、同盟相手の領地数はカウントされない
- 同盟相手の水領地が10あろうとも、自分の水領地が3の場合、自分のアンダインはHP60になる
基本的な用語†部分編集
「用語集」でも色々な用語が紹介されています。
地形効果†部分編集
土地の属性とクリーチャーの属性が同じなら、土地レベル1につきHPに+10のボーナスが付く。土地Lv5で最大の+50
領地コマンド†部分編集
自分のクリーチャーが非ダウン状態の場合に領地コマンドが選択可能。
内容は、土地Lvアップ、地形変化、クリーチャー交換、クリーチャー移動。
秘術†部分編集
スペルフェイズに使用する配置されているクリーチャの特殊な能力。詳しくはこちら。
ダウン†部分編集
今作から追加されたクリーチャーの状態。ダウン状態のクリーチャーはアニメーションしなくなり、暗く表示される。
不屈を持つクリーチャーを除いてはダウン状態で配置される。ダウン状態ではダウン状態になる行動はとれなくなる。
-
ダウン状態になる行動
秘術、領地コマンドの使用
-
ダウン状態を解除する行動
プレイヤーがゲートに止まる。周回ボーナスを得る。ダウン状態を解除するスペル(リストア等)を使用する。