1997年に生まれたカルドセプトは、これまでシリーズ7作品が発売されている。
特徴はトレーディングカードゲーム(MTG)とボードゲーム(モノポリー)を組み合わせたとも言われるゲームシステム。
初代の時点でほぼ完成していながら、作品毎にアレンジされて様々な面白さを味合わせてくれる。
本ページでは最新作リボルトの基礎となった、シリーズ過去作品について述べる。
作品リスト†部分編集
1. カルドセプト (1997年)†部分編集
タイトル | カルドセプト |
対応機種 | セガサターン |
発売日 | 1997年10月30日 |
価格 | 5,800円(税別) |
発売元 | セガ |
開発元 | 大宮ソフト |
すべてはここから始まった。
記念すべき第一作。別名、初代。セガサターンで発売されたことからSS版、サターン版とも言われる。
既に基本的なゲームシステムは完成しており、今振り返ってみてもエポックメイキングな作品。
本作のみの特色として、プレイヤー間での土地取引が可能だった。
また、護符を攻撃する手段が存在せず、絶対安全な資産であった。
イメージカード†部分編集
各カルドセプトでは販売ハードに対応したイメージカードを追加する風習がある
初代カルドセプトではミミックの絵柄がセガサターンそのものであり
実はヘッジホッグは偶然と言う事がデザイナーズノート [www.omiyasoft.com] で明かされているが
プレイステーションに移るにあたり洒落と言う事でヘッジホッグが削除されバンディクートが追加された
属性 | コスト | レア度 | ST | MHP | 配置制限 | アイテム制限 | 効果 |
地属性,不死 | 65地 | R | 30 | 50 | 風× | 巻× | 倒されると相手セプターにランダムに選ばれたカードを1枚与える |
日本語表記 | ミミック | 英語表記 | Mimic | ||||
カード概要 | 宝の箱などにカモフラージュする魔法の生物。死ぬと体内の宝物を吐き出す。 | ||||||
イラスト | 仲井さとし (中井覚・中井覺) | ||||||
備考 | カードの絵柄がセガサターンのハード機そのものだった |
属性 | コスト | レア度 | ST | MHP | 配置制限 | アイテム制限 | 効果 |
無属性,獣 | 15 | S | 10 | 30 | 巻× | ダメージを1/2だけ反射する(スクロール除く) | |
日本語表記 | ヘッジホッグ | 英語表記 | Hedge Hog | ||||
カード概要 | ハリネズミ。攻撃されると体を丸め、トゲで相手にダメージを与える。 | ||||||
イラスト | 仲井さとし (中井覚・中井覺) | ||||||
備考 | セガの代名詞と言われるSONIC THE HEDGEHOGのイメージクリーチャー |
2. カルドセプト エキスパンション (1999年)†部分編集
タイトル | カルドセプト エキスパンション |
対応機種 | プレイステーション |
発売日 | 1999年 5月 1日 |
価格 | 5,800円(税別) |
発売元 | メディアファクトリー |
開発元 | 大宮ソフト |
ゲームバランスを調整し、PSへ移植したもの。
EX、初代EX、1EX、PS版、プレステ版などと呼ばれる。
シリーズ初の全国大会が開かれた作品。
後に廉価版+αのカルドセプト エキスパンション プラスも発売された。
この作品まで各種のアイテム制限が各カードごとではなく種族依存だった。(グレムリンやデコイが巻物を読んだり出来た。)
2016年6月現在PSアーカイブとしてPSストアで配信中(外部リンク) [www.jp.playstation.com]
こちらはPS3、PSP、PSVita等でプレイ可能。
因みに、今こそクリーチャーのHPが0になることを
「破壊」というが、今作はクリーチャー破壊時は
「死んだ」「死亡しました」という表記だった。
イメージカード†部分編集
セガサターンからプレイステーションに移行した事でヘッジホッグが削除され
追加されたイメージクリーチャー
ヘッジホッグその物は偶然追加された物だが洒落として意図的に追加されたクリーチャーの第一弾
属性 | コスト | レア度 | ST | MHP | 配置制限 | アイテム制限 | 効果 |
無属性,獣 | 75 | S | 20 | 30 | 巻物 | ダメージを1/2だけ反射する(スクロール除く) | |
日本語表記 | バンディクート | 英語表記 | Bandicoot | ||||
カード概要 | フクロネズミ。親が攻撃を受けると、袋の中の子供が反撃をする。 | ||||||
イラスト | 仲井さとし (中井覚・中井覺) | ||||||
備考 | SCEから販売されたクラッシュ・バンディクー主人公のイメージクリーチャー |
3. カルドセプト セカンド (2001年)†部分編集
タイトル | カルドセプト セカンド |
対応機種 | ドリームキャスト |
発売日 | 2001年 7月12日 |
価格 | 6,800円(税別) |
発売元 | メディアファクトリー |
開発元 | 大宮ソフト |
サーバー経由の通信対戦に対応、対戦ゲームとしての新境地を拓いた作品。
別名2nd、Ⅱ、DC版、ドリキャス版とも。
物語はリュエードからソルタリアへと舞台を移し、新たな神話が生まれることになる。
ゲーム的には、種族が廃止され、領地能力や同盟戦などの新要素が盛り込まれた。
また周回ボーナスを減らす代わりに砦通過時にもボーナスを得られるようになり、何も出来ずにダイスを振るだけというケースが少なくなっている。
4. カルドセプト セカンド エキスパンション (2002年)†部分編集
タイトル | カルドセプト セカンド エキスパンション |
対応機種 | プレイステーション2 |
発売日 | 2002年 9月26日 |
価格 | 6,800円(税別) |
発売元 | セガ |
開発元 | 大宮ソフト |
セカンドをPS2に移植した作品。
2ndEX、ⅡEX、PS2版、プレステ2版などと呼ばれる。
通信対戦がなくなってしまったが、バランス調整により名作と呼ばれた。
メダル(実績)が導入されたが、一部にムチャ振りすぎる条件がありプレイヤーは苦労することに。
例:パウダーイーターでドラゴンを倒す
5. カルドセプト サーガ (2006年)†部分編集
タイトル | カルドセプト サーガ |
対応機種 | Xbox 360 |
発売日 | 2006年11月22日 |
価格 | 6,980円(税別) |
発売元 | バンダイナムコゲームス |
開発元 | 大宮ソフト・ロケットスタジオ |
通信対戦が復活、シナリオに冲方丁を迎えるなど、意欲的な作品。
しかしながらバグが多く、評価を下げた悲劇の作品でもある。(問題点の多くはパッチにより修正されている)
別名、SAGA。
発売後は多くのセプターに阿鼻叫喚を巻き起こした。
遂には予定されていたオンライン全国大会も中止に。
ゲーム的には「呪身」「即時」といった強力な新能力が登場。
クリーチャーもスペルもアグレッシブな調整で、スピード感のある新たなゲーム展開を目指していた。
大味との批判もあるが、けっして悪いばかりの作品ではない。
それだけにメーカーもプレイヤーも、どちらにとっても残念なトラブルだったと言えよう。
本作に登場するカードはこのサーガで初登場したものも多い。
6. カルドセプト DS (2008年)†部分編集
タイトル | カルドセプト DS |
対応機種 | ニンテンドーDS |
発売日 | 2008年10月16日 |
価格 | 4,800円(税別) |
発売元 | セガ |
開発元 | 大宮ソフト |
初代EXを携帯機へ移植した作品。通称DS版。
Wi-Fiによる通信対戦に対応しており、無料で全国のセプターと遊ぶことが可能となった。
セカンドの要素を一部取り入れ、大胆な調整を施したことでゲームバランス的には別物となっている。
久々に全国大会も開催、多くのセプターが対人戦の楽しみに触れることができたことも特筆したい。
ともすれば閉塞感の漂うセプター界に、新規プレイヤーという新風を吹き込んだ名作である。
2014年5月のニンテンドーDSWi-Fiサービス終了に伴い、現在はダウンロード専用マップやカードが手に入らず、通信対戦も不可能。
(ワイヤレス通信であれば、ダウンロード専用マップを既に持っている人から受け取ったり、対人戦も可能)
3DS本体でもプレイは可能。
イメージカード†部分編集
任天堂のイメージキャラクターマリオをモチーフにしたとおぼしきクリーチャー。
武器を持たない時の巻物攻撃=ファイヤーボール、ダメージを受けるとMHPが減少=ちびマリオ化と忠実に再現されている。
イラストも赤を基調にしたダンディなヒゲのおじ様でマリオと類似している……と思いきや、イラスト担当の仲井さとし氏いわく「全然意識なかった」。
大宮ソフト美術部長の傑怪老氏も、「(パイロマンサーは)ユーザーさん的にはヘッジホッグ・バンディクート系って思われてて・・・」と発言している。
しかし同時に、仲井氏が知らされていなかっただけでカード原案の神宮氏はマリオを意識して発注したのではないか、とも推測している。真相は神宮氏にしか分からない……。
ヘッジホッグはまだしもバンディクーはなぜかPS初代のみでEX以降は参加して居ないため、
イメージキャラクターとすれば3DS、リボルトと2作以上参加している稀有なクリーチャー。
属性 | コスト | レア度 | ST | MHP | 配置制限 | アイテム制限 | 効果 |
火属性,人 | 70 | R | 30 | 50 | アイテムを使用しない場合、ST=30の巻物攻撃 : 相手が攻撃成功した場合、戦闘終了時、ST=20、MHP=30 | ||
日本語表記 | パイロマンサー | 英語表記 | Pyromancer | ||||
カード概要 | 炎を操る英雄。ダメージを受けると、パワー強化の呪文が解けてしまう。 | ||||||
イラスト | 仲井さとし (中井覚・中井覺) | ||||||
備考 | 任天堂から販売されたマリオブラザーズ主人公のイメージクリーチャー |
7. カルドセプト (3DS) (2012年)†部分編集
タイトル | カルドセプト |
対応機種 | ニンテンドー 3DS |
発売日 | 2012年 6月28日 |
価格 | 4,800円(税込) |
発売元 | 任天堂 |
開発元 | 大宮ソフト・ジャムズワークス |
2ndEXを3DSへ移植した作品。
前作で好評だったWi-Fiによる通信対戦にも引き続き対応している。
タイトルが初代と同じ「カルドセプト」なのでややこしい。
結果的に「カルドセプト3DS」と機種名まで付けて呼ばれることが多い。
新能力「雪辱」が登場、カードバランスも見直されて別ゲームとなっている。
メインストーリーはほぼセカンドを踏襲しつつ、サブシナリオ等が大幅に追加(レベルアップステージ、協力戦等)、
さらにリメイク元であるセカンドにいなかった新キャラクター達も登場した。
発売元が任天堂となったことでパブリシティも大幅に路線変更。
カルド・セプ子の「がっぽり」というキャッチフレーズは、歴戦のセプター達に大きなインパクトを与えた。
大会も、オンラインでは「国王杯」「王女杯」が開催、
そしてその2大会での上位入賞が参加資格となるオフラインの「全国大会」が東京にて開催され、大いに盛り上がった。
登場キャラはセカンドの頃のキャラがメインだったが、イラストを担当した芳住和之氏のイラストにより大幅なイメージチェンジが行われたキャラもいる(特にミュリンはセカンドの頃とは別人レベルだと思いたくなるほど)。
また、3DS版でカルドセプトの人気が出たからなのか、はたまた他にネタが無かったからのか、任天堂のバトルアクションゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U」にゴリガンがフィギュアで出演する事となった。また、Wii U版ではカルドセプトのBGMも、「パンチアウト!」シリーズのステージ「特設リング」でのバトルBGMで流れる事となり、セプター達を驚かせた。
世界観†部分編集
ゲーム中では、「裏門の戦い」終了後にカルドセプト宇宙の成り立ちを解説するムービーが入るので、そちらも参照すると分かりやすい。
カルドセプト†部分編集
時の神にして究極絶対神である女神カルドラが世界を創造するために創り出した「創造と破壊の書」。
この本に世界の詳細を書き込むことで万物が創造された。
後にこれが原因となって起きた大事件を憂いたカルドラはこの書物を自ら打ち砕いている。
その破片はカードとなり、リュエードの大地に降り注いだ。
破壊される直前に「カルドセプトを復元し新たな主となった者はカルドラによっていかなる願いも叶えられる」という一文が書き加えられており、
カルドセプトを完全な形に復元し願いを叶えるためにセプターたちはカードを巡って戦い、
世界の覇者となったセプターは神の力を得て新たな世界を創造するという流れが繰り返されている。
カルドセプトの力はもはや創造主であるカルドラをも超えており、
セプターによる戦いを経て新たな世界が生み出されることはカルドセプトが自らを再編纂するための手段であり、
カルドラがカルドセプトを創造したことさえも未だ生まれていなかったカルドセプトの意向によるものでないかとも考えられている。
カード†部分編集
魔力を秘めた薄い石板。
セプター能力を持つ者がある一定量の魔力を注ぎ込むことでこれに描かれた生物や創造物(クリーチャー)、武具(アイテム)等を召喚したり、記された術(スペル)を解き放ったりすることができる。
その多くは遺跡の地中より発見されるが、セプターにとっては貴重な物で、セプター同士でお互いのカードを掛けた戦いを繰り広げる事もある。
セプター†部分編集
カードを使用する能力を持つ者を指す言葉。
セプター能力の発現の理由は様々だが、どのような条件下におかれた場合に覚醒するのかは謎に包まれている。
多くは職業や己の野望の為にその力を利用するが、
時には人助けにも役立てる事もある。
多元宇宙、カルドラ宇宙†部分編集
カルドセプトによって創り出されたさまざまな世界。
シリーズの舞台は、初代、2nd、サーガの世界に分かれている。
泡のような空間に太陽と月、そして地球が一つあるだけという小さな宇宙の空間。
それを作ったのは、リュエードを除けば、前の世界の覇者になったセプターである。
リュエード†部分編集
初代系列(初代・EX・DS)に登場する世界。
女神カルドラが創造した「最初の世界」がリュエードである。
この時に道具として用いられた創造の書「カルドセプト」が後に数々のドラマを引き起こすことになる。
カルドラ†部分編集
時の神であり、全ての始まりである女神。
何も無い虚空の宇宙に現実の地球を模してリュエードを、
リュエードの管理のために事象を司る三極神と元素を司る四柱神を、
最後に自らの意思と力を込めた創造と破壊の書「カルドセプト」を創り三極神に託した。
慈愛深い神であるが故に抑制神バルテアスの反逆に対して自らの手で裁きを下し世界に多大な被害を与えたことを深く悲しみ、
以後は世界に直接姿を現すことなく自らの住処から優しく世界の全てを見守っている。
リュエードの覇者となったセプターにより新たな世界が生み出されてからは元セプターの神との区別のため「究極絶対神」と呼ばれるようになった。
三極神†部分編集
リュエードにおける破壊と創造の摂理を管理する三柱の神々。
創造と秩序の神アティス、破壊と混沌の神ガイデス、抑制と中立の神バルテアスの三柱からなる。
神話として語り継がれている所によると
かつて創造と破壊のバランスを保つため強い自我を与えられたバルテアス神がカルドセプトを簒奪し、女神カルドラに対して反逆を引き起こした。
その咎によりバルテアスは地の底に封印されたため、抑制神の座は空位となっている。
空位の期間を経た後に最終的にはゴリガンが抑制神の地位に就くこととなった。
四柱神†部分編集
属性を司る神々の事。
火を司るビステア、水を司るイクシア、地を司るセレニア、風を司るテレイアがいる。
クリーチャー達が地形効果を得られるのは、ある属性の土地にはその属性を司る四柱神の加護がある為、土地を通じてクリーチャーが四柱神の加護を受けているからである。
無属性クリーチャーが土地効果を得られないのは無属性に対応する神が存在せず、何の神からも加護を得られないからである。
ほこらや属性の概念に見られるように、四柱神の加護はリュエード以外の世界にも及んでいるようだ。
なお、スペルによって、属性があっていなくとも無理矢理加護を得る事もできる。中には、保護色等を利用して土地に溶け込み、あたかも加護を受けているかのように地形効果を得る事のできるクリーチャーも存在する。
ソルタリア†部分編集
2nd系列(2nd・2ndEX・3DS)に登場する世界。
セプターが神へと昇り、新たな世界を創造する。
その世界に生まれたセプターがカルドセプトを集め、また神へと至る。
かつての覇者たるセプター、主神ソルティスにより作られた世界がソルタリアである。
アスガルド†部分編集
サーガに登場する世界。
創造の書「カルドセプト」が生み出した多次元宇宙のひとつ。
女神ゼロムにより作られた、カルドセプトによる創世が忘れ去られた世界。
過去作の用語について†部分編集
シリーズを重ねて来ただけに、セプターの間でも多くの文化が生まれ、そして廃れて来ました。
最新作のリボルトには存在しない要素が、陰ながら影響を与えていることもあります。
今作の特徴を読んで、気になったらこちらをお読みください。
疑問が解消するかも知れません。
エリア†部分編集
マップによっては北エリア、東エリア、などと区分されていることがある。
土地の連鎖は同一エリアでないと発生しない。
同じく護符の価格変動もエリア毎に独立して計算されるので、注意が必要。
効果範囲がエリアに限られるスペルもある。
初代と1EXに限り、クリーチャー召喚時の領地コストもエリア別に参照される。
本作ではこの要素は撤廃されている。
護符†部分編集
現実の株に近いカルドセプトの要素。
護符には火・水・地・風の四つがあり、聖堂という施設で売買できる。
同エリアの同属性の土地の価値が上がれば護符の価値も上がって魔力が儲かるシステム。
本作では属性石に形を変えて継承されている。
支援効果†部分編集
戦闘において、隣接する自領地の数*10だけSTがアップする効果。
これがあるとST=0の壁クリーチャーに殴り返されたりする。
種族†部分編集
初代系列(初代・EX・DS)に存在した要素。
クリーチャーは人族・獣族・不死族・植物族・竜族のいずれかに属し、それぞれに応じた特徴を持つ。
例:基本的に竜族は防具を使えない
また特定の種族をターゲットにした能力もある。
例:武器 マンイーター 強打[人]
2ndからは廃止されたが、続投クリーチャーのアイテム制限などに面影が残っている。
ほこら†部分編集
初代から3DS版まで存在した施設。ここに止まるとカルドセプト世界の神々が現れ(サーガでは神々は出て来ていない)、ランダムで何らかの効果が発生する。なお、現れる神々は、(初代・DS版のみ)カルドラ、アティス、ガイデス(セカンド・3DS版のみ)ソルティス、アンバス、メドロス(全て出現)ビステア、イクシア、セレニア、テレイア となっている。
主な効果としては護符の価値の加減、ほこらに止まったセプターにスロウやヘイスト効果、援護や先制といった能力を持ったクリーチャーに10ダメージ等がある。
しかし、ゲーム展開への影響力はシリーズが進むに連れて効果がインフレする傾向が見られ、DS頃の作品から、
配置されている全てのクリーチャーに麻痺効果、手札を全て捨て新たに6枚引かせる、
聖堂の無いマップで護符を取得(今作で言えば、宝石屋のないマップで各色の宝石を取得)、誰かが偶数(奇数)の目を出すまでターンを飛ばされ続けるなど、
ゲーム展開に劇的な影響を与えるものも含まれるようになっていった。
影響力はシリーズによって差があるが、どの時代でも否定的な声が多い点は一貫しており、リボルトでついに廃止された。
過去作のキャラクターについて†部分編集
カルドセプトの歴史において、対戦相手となるセプターにも様々なキャラクターがいました。
よく名前の挙がる有名なもののみ紹介します。
ゴリガン†部分編集
初代及び2ndに登場した魔法の杖。サーガではゲストキャラとして登場。
ストーリーにおいては主人公のお目付け役兼指南役としての役割が多かった。セプター能力もあるらしくセプターとして対戦も行えた。
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ゼネス†部分編集
初代カルドセプトに登場した主人公のライバル的キャラ。別名「竜眼のゼネス」。
非常に好戦的でコストを考えずガンガン侵略してくるイメージが強い。
以降の作品でもゲストキャラとしての立場が定着しているので今作でも出るかもしれない。
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ナジャラン†部分編集
漫画版カルドセプトの主人公である活発な少女。
過去の作品でもゲストキャラとして登場するため、今作でも出てくるかもしれない。
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ピケット†部分編集
2nd及び前作に登場したキャラ。ウサギのような格好をしたラビド族の少年。
クセの強い(というよりはちゃめちゃな)ブック構成及びプレイングをしていたため、色々な意味で名が通っている。
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