エンチャントレス†部分編集
属性 | コスト | レア度 | ST | MHP | 配置制限 | アイテム制限 | 効果 |
風属性 | 30 | S | 10 | 20 | 火 | 武器・防具 | 巻物強打[全];単体呪いスペルの対象になった場合、これの使用者の全てのクリーチャーに同じ呪い効果をつけ、これはダウンする |
日本語表記 | エンチャントレス | 英語表記 | Enchantress | ||||
カード概要 | 女妖術師。呪いを拡散する術を心得ていて、自身にかけられた呪いを味方にも分け与えることができる。 | ||||||
アドバイス | 単体対象の呪いが、他のクリーチャーにもコピーされる。敵の悪い呪いもコピーされるので注意。 | ||||||
ブロック | 眠れる神々 |
概要†部分編集
呪いの拡散というユニークな能力を持つが、扱いは難しい。
というか、扱いによっては本当に自軍全滅も招きかねない危険物クリーチャー。
自分の全クリーチャーに強力な呪い効果をつけられれば有利になるのは自明。
能力として防魔を持っているクリーチャーに良い呪い効果をつけられればきわめて強固になる。
しかし相手に利用されてシニリティや地形効果無効を拡散されてはたまらない。エグザイル対応も必要になる。
さらにピュアリファイ1発で全てを帳消しにされてしまうため、呪い拡散に頼りすぎるのも危ない。
呪い拡散能力の発動には、呪いスペルの使用者、元々の呪い有無や種類、元々のダウン状態、これらを一切問わない。
特に元々のダウン状態を問わない点は勘違いしないように注意。
要するに早い者勝ちではなく遅い者勝ちになる。
戦闘中に呪い効果をいくらつけられても拡散能力は発動しない。
説明文には「スペル」とあるがスクリーマーなど秘術による単体呪い効果も拡散される。
元々同じ呪いがついていても拡散されるので、単呪防魔・単呪防魔壁以外なら拡散しなおしも可能。
エンチャントレス能力で拡散された呪いがついても、他のエンチャントレスは、拡散能力は発動しないしダウンもしない。
唯一、単体呪いでも単呪戦闘行動不可は拡散されないし、拡散が発動しないためかダウンもしない。
しかし元々戦闘行動不可の呪いがついていたところに別の呪いをつけられると、正常に拡散され、その後ダウンする。
またハイパーアクティブの呪いをつけても、能力によってしっかりダウンしてしまう。
複数呪いについて、説明文には「単体呪いスペルの対象になった場合」とあるが、
実は複数呪いスペルによって呪いがついた場合でもダウンしてしまう。
配置されているエンチャントレスはもれなく全部ダウン。複呪ティラニーだけは効果の都合上ダウンしない。
呪い拡散効果の方は、対象が全体でない複数呪いが複呪ティラニーしかないため関係ないが。
特に対人戦ではスペル・秘術ともに侵略補助の呪いは頻繁に利用される。
拡散能力の特性上、自分が有効かつ安全に使用するには、
まず何より自分以外によるエンチャントレスへの呪い上書きを防止することが重要になる。
エンチャントレス自身は、巻物強打があるもののゴブリン未満の低ステで武器防具制限に火土地不可と、正直普通には使い辛い。
迂闊に侵略成功してしまうと他者に呪い拡散させるチャンスを与えてしまいかねない。
そこで、低ステを逆手に取って、バーニングハートやリビングボムで相手も自分も消してしまう使い方もある。
自分はエンチャントレスを配置せず、戦闘でツインスパイクを使って相手に押し付ける、というような応用型もある。
しっかり準備して使わないと窮地に陥るクリーチャーだからこその戦法といえよう。
余談だが、公式Twitterではこのカードの紹介と同時に、ニンテンドーでの日本語版ショベルナイト発売が祝われた。
これは同作にこのカードと同名の悪役「エンチャントレス」が存在する事に乗っかったアプローチである。