アステロイド†部分編集
スペル種別 | コスト | レア度 | 効果 |
単体瞬間 | 100 □ | R | 対象領地のレベルを1下げる;合成[”アステロイド”・効果は”対象領地のレベルを1にする”となる] |
日本語表記 | アステロイド | 英語表記 | Asteroid |
カード概要 | 小惑星。宇宙空間にただよう小惑星を引き寄せ、地上に落下させる。合成を用いれば、より大きな質量を投入できる。 | ||
アドバイス | 手札に2枚を集めて合成能力を使えれば、強力な土地破壊スペルになる。対戦終盤での混戦を一気に解決する力がある。 | ||
ブロック | 救世の神都 |
概要†部分編集
相手の土地に小隕石を落とすスペル。二枚合わせるとでっかい隕石を落とせる。
コストは100+供物と軽くはない。相手の領地が3以上なら使ったゲインより相手の総魔力が下がるが、自分が得するわけではないので使いどころは難しい。
サブサイドと比べると、狙った土地を正確に目標に捉えられる反面、防魔によって防がれてしまう。
重要な拠点は今作においても防魔能力によって守られることが多いため、
バインドミストやシニリティといった妨害スペルと一緒くたに対策できてしまうのが難点。
レベルアップに投資した額がそのまま被害額となるため、効果の大きさは領地レベルに依存する。
領地コマンドでレベルを1上げるのに必要な魔力(=投資額換算での被害)は以下の通り。
領地レベル | Lv1 | Lv2 | Lv3 | Lv4 | Lv5 |
基本土地価値100 | 0 | 80 | 160 | 320 | 640 |
基本土地価値120 | 0 | 100 | 200 | 400 | 800 |
土地のレベルが低いほど被害が小さく済むため、アステロイドで狙われている側のセプターは、土地のレベルを上げにくくなる。
その結果魔力をだぶつかせることになるため、ドレインマジックやフラクシオンと言った割合吸収スペルとは相性がいい。
与える被害はサブサイドと同じだが、拠点を狙いたいこれらの効果は、防魔を持つ土地にこそ使いたいケースが多いため、
サブサイドのほうが使いやすいと感じることは多い。
しかしアステロイドの真価は、合成して使った際に発揮される。
アステロイドを合成で使う場合、対象の土地のレベルが、いくつであろうと1にしてしまう。
領地コマンドでレベルを1から上げるのに必要な魔力(=投資額換算での被害)は以下の通り。
領地レベル | Lv1 | Lv2 | Lv3 | Lv4 | Lv5 |
基本土地価値100 | 0 | 80 | 240 | 560 | 1200 |
基本土地価値120 | 0 | 100 | 300 | 700 | 1500 |
というように、もしもレベル5の土地に合成アステロイドを当てることができれば、
現金換算で1000G以上の額を一撃で吹き飛ばすことができるが、それだけにハードルが高い。
まず第一に、前述のとおりアステロイドを所有しているセプターがいる場合、
(たとえ合成でないにしても)高レベルの土地に撃たれるのを避けるため、アステロイドを見せた時点で高レベルの土地を作りづらくなる。
同様、被害を防ぐためにシャッターや、さらにはメタモルフォシスなどで狙われやすく、
手札にキープしておくこと自体も難しい。
更に、スペルの性質としてはゲーム中に何度も撃つようなものではなく、切り札寄りのスペルであるため、
このスペルを複数ブックに投入することは、ブックのバランスを損ねる恐れがある。
合成を視野に入れて多くブックに入れたいのであれば、構成はよく考える必要がある。
例えば合成カードをタネにブックの回転率を上げるフィロソフィーや、
瞬間スペルを火種にサイズアップできるパイロクルスなどは相性がいいといえるだろう。
防魔をかいくぐって確実な効果を期待するサブサイドと比べ、
こちらは困難な条件を成立させた合成時の威力に賭けた、ロマン寄りのスペルと言える。