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  4. 02.改行と段落

段落・改行・文章の扱いをまとめると……
【1行以上連続した「文章の行」のまとまりを段落として扱い、段落の内と外との間には余白が設けられ、段落内の行と行の間に改行が付される】
……となります。
改行はwiki構文の中でも一番重要な要素ですが、同時に一番理解しづらいかもしれない要素でもあります。以下で順番に詳しく説明します。



文章の行と文章でない行†部分編集

行のうち、「何もかかれていない空白の行」と「それだけで一行を占有する構文」を使っている行 以外 が「文章の行」となります。
「それだけで一行を占有する構文」は例えば表(テーブル)、見出し、リスト構造、一行プラグイン、複数行プラグイン、などです。これらは行の先頭に特定の記号を用いる構文でもあります*0
上記以外のもの、'' 強調構文 '' や  &color(色変更プラグイン);   のように使える場所が行の先頭に限定されず一行の中で何回でも使える構文と、構文でないただの文字のみで構成された行が「文章の行」と判定されます。


段落†部分編集

文章の行をひとまとまりの塊、段落として扱い、上下に余白を差し込みます。この余白は、文章の行それ自体の高さとは関係なく一定の高さを持ちます。
文章でない行がいくら連続していてもそれは段落としては扱われず、したがって段落による余白も入りません。
段落周囲の余白の大きさの初期設定は 12px となっています(設定変更可能)。

HTML出力としては段落全体が <p> と </p> で囲まれる形になります。

[+] なぜ改行と段落とを別々に考えるか

もとをたどればHTMLがインターネットがどうこうという以前の語学の話になります。意味のうえで1つにまとまった文章のかたまり、あるいは改行で区切られた文章のかたまり、前者が意味段落で後者が形式段落……といったふうに。学校の国語の勉強で習った記憶は残っているでしょうか?
またSEO:検索エンジン対策の面でも段落<p>と改行<br>はいろいろあったりします。<br>による連続改行はNGだとか検索エンジンによる文書把握を考慮して段落<p>を適切に用いるべきだとか。

しかし基本的には書きやすさと読みやすさを優先してなんとなくで使い分けてしまっても良いかもしれません。ネタバレ防止のために空白行や &br; を連続で使って無理やり改行を入れても構いません*1
cWikiでは好きなように書けるようになっています。
だから自由に好きに書いても良いのです。

なお、現実的な問題として端末ごとの見やすさがあります。ガラケー・スマートフォンなど画面が小さい端末を使ってページを表示させたとき、あまりに改行が多いとかえって読みづらくなってしまうケースがあります。逆に大きい画面を持つPCやタブレットを使ったときにページを表示させたときも、改行と行の長さのバランスが悪いと読みづらくなってしまうケースがあります。自分の感覚だけでなく周囲の利用者の意見も考慮して段落・改行の使い方を決めていくと良いでしょう。


改行†部分編集

段落の中で、文章の行が連続しているときに行と行の間に改行が入ります。先頭および末尾には改行は入りません。初期設定では文章の末尾に ~(チルダ) を付ける必要はありません。
空白の行すなわち何も書かれていない行は上記のとおり文章の行としては扱われませんが、空白の行が3つ以上続いた場合に、例外的に行数に応じて改行が入ります。3行なら改行1回分、19行なら改行17回分となります。

HTML出力としては文章の末尾に <br> が挿入される形になります。


改行ルールの変更†部分編集

PukiWikiなど多くのWikiでは様々な理由から編集時に入力された改行をページ表示時に改行として扱わず、末尾に ~(チルダ) がある場合のみ改行を入れるなどの仕組みになっています。
cWikiでは上記の通り行末チルダ等を要さずに入力された改行をページ表示時に改行として扱う方式を標準としていますが、これは設定で変更することもできますし、また #setbr プラグインを使うことで一時的に切り替えることもできます。
他のWikiの経験者が多いとき、他のWikiで書いた記事をそのまま移植するときなどはこれらによって改行ルールを変えてしまったほうが良いかもしれません。


#setbrによる改行ルールの変更†部分編集

#setbr( オプション )

#setbr( オプション ) だけの行を記述することにより、以降の改行ルールを一時的に変更できます。
「オプション」として指定できる値は以下の通りです。オプションを指定しない場合は改行ルールを別の方式に切り替わります。

  • normal
  • default
    • いずれも、改行ルールが初期状態に戻ります
      標準では チルダ不要に、チルダ必須の方式に変更している場合はその通りになります
  • cjk
  • yes
  • true
  • on
    • いずれも、編集時に入力された改行がそのままページ表示時にも改行として扱われる、改行にチルダを要さない状態になります
  • pukiwiki
  • no
  • false
  • off
    • いずれも、編集時に入力された改行はページ表示時に改行として扱われない、改行にはチルダ必須の状態になります

なお、#setbrは見た目は一行プラグインのような形式になっていますが内部的にはプラグインではなくwiki基本構文を処理するプログラムのうちの改行解析部分が用いる特殊な記述になっています。


~(チルダ)の機能†部分編集

チルダには2つの機能があります。
1つは改行ルールを変更しているときの改行を制御する機能、もう1つは複数行にわたって記述された「文章の行」以外を連結する機能です。


「文章の行」の場合†部分編集

上記のとおり、改行ルールを変更している場合に、文章の末尾に記述するとページを表示したときに改行に変換する機能です。
&br; や3つ以上連続した空白行でも代用できます。


「文章の行」以外の場合†部分編集

「文章の行」以外の末尾にチルダを記述すると、末尾にチルダが記述された行と、その次の行とが連結され、改行が無かったものとして処理されます。
この機能は改行ルールの影響を受けません。どちらの改行ルールであってもこの挙動が維持されます。

#region( ~
   start ~
)

このように書くと……

#region(     start  )

と書くのと同じ結果になります。
この場合、プラグインのオプションの先頭および末尾の半角スペースはあらかじめ取り除かれますのでいずれもオプションとして "start" を指定したことになります。

一行プラグインなどで非常に長いオプションを記述する場合などにこの機能を使って記述しておくと、あとで編集内容を確認するとき、再び編集するときにわかりやすくなるかもしれません。



  • *0 複数行の編集コメントは行の先頭に記号を用いる種類の構文ではありませんが、各種の処理に先立って処理され、複数行の編集コメント構文の内側の文章は以後の処理の中で「無かったこと」扱いになります
  • *1 もっともネタバレ防止には #region プラグインや &tooltip(){}; プラグインを用いる方が便利かもしれませんが

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